2018年11月24日土曜日

【豆知識メモ】座標の表示形式について

山の中の洞窟の位置を誰かに教えるとき、緯度軽度の座標を使います。

ところが、みんなが同じアプリやGPSを使ってる訳ではないので、送られてきた座標がそのまま使えないという場合がたまにあります。
探検を始めた当初はそんなことは知らなかったので、「なんだか桁がおかしい」と思いながら、そのままぶちこんで全く違う場所が地図上に表示されたりしたこともあります。

それで今更ながら、GIS素人でもわかる、よく使われる表示形式解説をメモ。

DMM(度分)形式
例 N32°30.300'

DMS(度分秒)形式
例 N32°00'52.2'' (N32°00'52.23の表記も同じ)
*iPhoneアプリ「FieldAccess」、Androidアプリ「地図ロイド」はこの形式。

Degree(DEG)形式
例 35.657272
*Googleマップはこの形式。「地図ロイド」はこの形式に表示切替可能。

*ガーミンのGPSは、設定で表示形式を変えられます。

別の形式で送られてきた座標は、変換することで利用可能です。
一番簡単な方法は、Googleマップ。DMM、DMSどちらを入れても、DEGを表示してくれます。また、地図上の指定の場所を右クリックして「この場所について」をクリックし、座標をクリックするとDMSとDEGが両方とも表示されます。



自動で変換計算してくれるサイトもあるので紹介だけ。

DMM⇔DMSの変換
http://gpsuser.sakura.ne.jp/dmm2dms.html

DMS⇔DEGの変換
https://arison.jp/arilabo/latlon.html

ほんとは日本測地系と世界測地系の話もしないといけませんが、勉強不足のため持ち越し。

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