2019年2月27日水曜日

京都市左京区のスキー場の話

チカノさんが海外遠征の話ばかり書くので(しかも面白くてつい読んでしまう)、ますますこのブログのハードルが上がってやしないかとハラハラしているオカザです。そんな私はもう2回も行っているインドネシア遠征の話をブログにまったく書いていないので反省至極ですが、今年は3回目に行く予定だから、それが終わったらば満を持して書く予定なのです(予定です)。

壮大な探検話はチカノさんに任せておくとして、私は日常の小さいことでも書こうかなと思い、先日京都市のスキー場に行ってきた話を。

京都市の、しかも左京区にスキー場があるという話をしても、京都に住んでいる人でもほとんど知らない、それが広河原スキー場です。

2月17日(日)、京都マラソンがあることをすっかり忘れていましたが、朝の衣笠付近はボランティアスタッフで溢れていました。朝から良い天気で、ベストなマラソン日和。市内から広河原へのアクセスは、スキー場HPによると周山回りと鞍馬回りがあって、周山ルートの方が比較的緩やかとのこと。鞍馬回りの方が所要時間1時間くらいで早いけど、今回は京北を通って、1時間ちょっとかかる周山ルートを選択しました。出町柳から京都バスで行くこともできるそうです。
今年は暖冬なので、京北をすぎてもまったく雪の気配なし。本当にスキー場に向かっているのだろうかと思う。HPでは積雪深75センチだそう。花背まで来て、ようやく山が少し白くなってきた。京都の北の山は杉の植林ばっかりなのですが、雪を被るとその人工的な規則性がよりはっきりしてくるので、トリックアートみたいで目がくらくらします。私だけだろうか。

看板がない
花背を過ぎても4~5台の車とすれ違っただけで、人もいないし、スキー場の案内板もないし、疑念が深まった頃に、あ、なんか車がたくさん停まっているところがあるなと思ったら、そこがスキー場でした。カーナビが到着を告げるのが遅かったので、うっかり通り過ぎちゃったじゃないですか。帰りに見たら看板があるべきところの看板がなくなっていて、本当にどこにも表示がない。だけど、よく見たらプレハブみたいな受付の向こうの方に動いているリフトが見える。闇スキー場みたいだ。ちなみに、広河原スキー場は平日はナイターしかやってません。土日のみ昼も開けています。夜なら灯りがあるからわかりやすいのかな。

一応均しときましたよ、みたいな駐車場に車を停めて、歩いたらすぐ受付、目の前ゲレンデ、なのは小さいスキー場ならではの楽さです。正面がリフト乗り場で、右は意外と立派なセンターハウス。駐車代は無料だけど、入場料が1000円で、一日券が3000円という、コース一本なのにお安くないお値段。ローカルスキー場がこの温暖化の中で経営を維持していくだけでも立派だと思うので、仕方ないと思う。でも、絶対飽きるので、2時間券2200円にしておいた。十分だった。
正面ゲレンデ

こちらの一本しかないペアリフトが、いままで行ったどのスキー場よりもアグレッシブにひざ裏に激突してくるので、ちょっと乗るのにコツが必要でした。途中、降り場があって、ここで降りると広い正面のコースだけ滑ることができる初心者向け。中間降り場で板が地面を擦ったり、ストックが枝にぶつかったりして、ぼんやりしていることができません。

中間降り場を過ぎ、山の間を通って一番上まで行くと、一瞬行き止まりみたいに見えて戸惑うが、左にちょっとした上り坂があり、その向こうから狭いコースが始まる。コースはもっとも狭いところは幅3メートルくらい。夜とか、うっかりコースアウトして山の斜面を転がる人がいるんじゃなかろうかと心配になる。一部はハーフパイプ状になっていて、長いスキーにはちょっとつらい。

どんどん狭まるコース
日曜だからか家族連れから若者グループまで意外と客が多くて、20人くらい。初心者が多そうでした。雪質は、滋賀や岐阜とは違って、ギューギュー鳴る感じで、時々降っていたので後半は若干パウダーっぽかったです。

センターハウスには軽食と飲み物くらいはあるみたいでしたが寄らず、昼にはあがりました。

京都市左京区のローカルスキー場は、近いし話のネタになるので、スキー・スノボやる人は一度は行ってみてもいいかもしれない。同じく小さいローカルスキー場である奈良県のスノーパーク洞川の「雪が溶けてしまったため営業できません」というお知らせを見ると心が痛むので、広河原は営業できて良かったなあと、なんだか親近感と応援したい気持ちも湧いてくるわけです。

2019年2月24日日曜日

広州 洞窟探検記 2018/12 ①

広州 洞窟探検記 2018/12 ①


近野由利子
※ 書いてみると、これは洞窟探検記というか、中国思い出記といった内容になってしまった。ハードコアな洞窟探検を求める方には、物足りないと思います。


去年の話になりますが、年末、中国の洞窟に行ってきた。
中国の洞窟には何度か行っているが、行くたびに中国の魅力というか面白さを新たに発見することができる。

洞窟自体はもちろんすばらしいのだけど、中国の人や文化のダイナミズムも、他の国では絶対に味わえないものがあり、訪れる前にはいつも、次はどんな事が起きるかとワクワクする。

中国人というと、世界的に良い評判を聞かないことが多いのが現状。残念です。
いつだったか、ベトナムで乗合いの高速バスに乗っていたとき、後ろの方の席に固まっていた多国籍なバックパッカーの集団が、みんなで中国人をこき下ろしていたんだけど、一人だけ「俺はあの国は素晴らしいと思う!長く滞在して、その素晴らしさを思い知った!」と強く主張する人がいたなぁ。

その気持ちもわかる。中国の雄大さと、現地で世話してくれる中国人の熱烈なおもてなしを体験すると、中国贔屓にならずにはいられないと思う。

思い起こせば、初めて中国に行ったのは2008年5月だった。
(10年以上前やん!)
当時、仲良くしていた中国人ケイバーに連れられて、重慶周辺の洞窟を旅して回った。

初めて見る中国の巨大なカルスト地形は、写真では見たことがあったが、実物もそのとおりの迫力だった。
それにも増して、中国の独特な文化にも圧倒された。
2011年に行ったカルストの谷


私たちは、村々の名士の家の軒先を借りて、泊めてもらいながら旅した。
いわゆるホームステイ?
田舎の村にはホテルなどの宿泊施設が無いので、中国の洞窟に行くときは、否応なくホームステイ形式になる。
現地の生活を知ることができるこのスタイルを、私はけっこう気に入っている。
2011年に泊めてもらった家の台所。だいたいの家がカマドの火で料理している


2008年の旅では、友人の中国人ケイバーが自分の遊び友達をたくさん連れてきて、彼らも一緒に旅したのだが、毎晩毎晩、大宴会が繰り広げられ、私たち日本人がちょっとでも顔を見せると「飲め、飲め」と酒を薦めてくるので、すっかり辟易して、私とほかの2人の日本人は、毎晩夕食が終わると、コソコソと逃げるように寝袋に潜り込んで、宴会から身を隠した。

中国では、盃を酌み交わすことで親睦を深めるので、彼らにしてみたら、私たちは非常に失礼な客人だったのだけど、静かに飲むならまだしも、どんちゃん騒ぎと一気飲みの連続にはとてもついていけなかった。

このとき、私たちはお酒を飲めない、ということにして断っていたのだが、そののち、2015年11月に国際的なケイビングイベントで中国を訪れた際に、別の友人たちと軽く飲んでいるところを、偶然、このときの仲間に目撃されて、バツの悪い思いをしたことがある。

向こうは悪意はないので、できれば嘘をつかずに済むといいのだけど、何しろ「外国人だから文化が違うのね」という同情心を一切持ってくれないので、苦し紛れに嘘をつくという羽目になってしまった。


夜の宴会問題のほかには、トイレのレベルが高すぎるところも結構なショックだった。

今となっては、かなりレベルの高いトイレも優雅に使いこなせる私。
しかし、当時はまだほとんどアジアを旅した経験が無く、いきなり中国の田舎でトイレ体験だったのだから、そりゃもう衝撃だった。

よくバックパッカーの旅行記なんかにも書いてあるけど、地面に長ーい溝があって、そこに用を足し、隣の人のモノが流れてくるのを眺める、というやつ。これはスタンダードコース。

地味に辛かったのは、トイレの扉がなくて、シャワーカーテンだけが境界だった家。
みんなが食事するエリアとトイレの境界は、強固なものであってほしいのに...。

トイレに入っている間、風が吹くたびに薄い水色のシャワーカーテンがフワフワとゆらぎ、外のエリアからの光が見え隠れするのだ。
和気あいあいと人々が食事するエリアと、一人静かに過ごすべきトイレエリアの境界が曖昧すぎるではないか...。

初回は、カーテンが動かないように、しっかりと端を掴みながら用を足したが、二回目からは悟りを開き、尻を見られたって別にいいわ、という気持ちになって、堂々と用を足すことができた。
境界という概念の曖昧さ、そんな哲学的命題を、身をもって体験することができた。

そして、私のお気に入りは、農家の定番トイレ。

農家では、必ず、各家庭の家畜小屋の隅っこにトイレがあって、みんなが出したものをそのまま隣にいる豚さんや牛さんにスナックとして提供している。
古き良き、循環スタイルだ。

少し町に近づくと、循環スタイルではなく、近代的?な汲み取り式のお宅もあったけど、それでも基本的にトイレの場所は家畜小屋の隅っこ。

ホームステイさせてくれる家は、村でも裕福な家なので、家畜もたくさんいる。
ブーブーモーモーコケッコーグワッグワッと大騒ぎの中で用を足すのは、結構楽しい。

特に素敵なのは夜中。
人間が眠る母屋から離れ、動物たちも寝静まった静かな家畜小屋で、健やかに眠る豚さん牛さんの体温と息遣いを間近に感じながら用を足すことができる。

昼間は騒いでいたニワトリたちも、柵の上に並んで静かに眠っている。
はー、なんてピースフルな空間だろ...。
夜は静かにしないと、ぶたさんが目を覚ましてしまう



いやはや。
どうしてもトイレ事情については熱くなってしまうわー。
しかし、他人が書いているのを読むのと、自分で実際に経験するのでは大違いなので、ぜひ一度は体験してほしい。


はじめて中国に行った2008年は、疲れ果てて、もう戻りたいとは思えなかったけど、3年後の2011年、また洞窟に誘われて、懲りずに中国に行った。

2回目の中国は、気合を入れて行った。
着いて早々に、とりあえず、ホテルの近くのベーカリーに、1人でコーヒーを買いに行ってみた。
重慶は大都会なので、おしゃれなベーカリーがある。
これだけハイセンスな店なら、少しくらい英語が通じるかも?
と、思ったのは間違いで、誰も英語が通じない。
メニューは漢字だけど、何が何だかわからない。

仕方なく、「カフェオレ2つ!あとブレンド1つ!」と大声で訴え続けた。
何語で注文したのか、今となっては覚えていないけど、大声でわめきつづきたことは覚えている。
諦めて帰っても良かったけど、ここで負けるわけにはいかないと思った。
最初は無視されたけれど、最後には向こうが根負けして、オーダー通りのものを作ってくれた。

勝ったと思った。
それからだと思うけど、何だか勝てる気がしてきた。
いや、勝てなくても同点には持っていけそうだ。

中国では英語がほとんど通じないので、私の得意分野が活かせないと思っていたが、そんなの些細なことだった、日本語でも英語でも大事なのは、「コーヒー飲まずにはここを一歩も動かねぇぞ!」という気合だった。
コーヒーくれ~!とゴネた、思い出のパン屋。写真を撮ったときは、おとなしくパンだけを購入。


それからは私も中国を楽しめるようになった気がする。
これが、アメリカとかヨーロッパだと、あんまりクレージーなことすると恥ずかしいのだけど、中国はなんだかみんなが精一杯なので、こっちも精一杯になりやすいのだろう。


と、ここまではプロローグ。長かったか。

そんなエキサイティングな中国に、いつも日本で一緒にケイビングしてるJ.E.Tメンバーたちと一緒に行きたいなーと考えていたのですが、私が海外の洞窟に行くときは一週間以上かけて行くので、真面目に社会人している人たちにとってはハードルが高くて、なかなか夢が実現できなかった。

そこへ、ここ2~3年、仲良くしてもらっている、香港洞窟探検隊のリーダー Pang Duckから、「週末、中国に探検に来ない?」とお誘いがあった。
週末に少し休みをくっつけて行ける程度の、短期の探検なので、みんな誘いやすいと思った。

きっと真面目な社会人も都合つけられるはず!と、J.E.Tのガールズケイバーをお誘いし、総勢 4名で中国洞窟探検に行くことになった!わーい!
洞窟で女子会だ!

なんか、やっぱり女子同士って楽しいわ。
ごめんね、むさくるしいオジサンたちよ。



おっと、香港洞窟探検隊のPang Duckを紹介しておかねば。
彼女とは、2016年にイギリスで開催された、「ユーロスぺレオ」というケイビングイベントで出会った。
その年の「ユーロスぺレオ」は、洞窟入り放題、ビール飲み放題の、まるで夢のようなイベントだった。

白人ばっかりのイベント会場で、私はPangが会場にいることに気づかなかった。
一緒に行ったJ.E.Tのオカザが「中国人の女の人がいたよ」と言っていたけど、私が実際に会ったのは最終日の前日だった。

ちっさいアジア人の女性同士、3人ですぐに意気投合し、翌日はイギリス人のケイバーと一緒にみんなで洞窟に行って、お互いに「お、やるな、こいつら」と認め合った(と、思っている)。

それ以来、Pang Duckのケイビングの先輩であるシャオツォン (Jia Liu)も合わせて四人で、一緒に洞窟探検に行くようになったのだ。

Pangは、ボーイッシュで小柄な女性ケイバーなのだけど、香港洞窟探検隊のリーダーとして抜群の統率力があり、登山・クライミングの経験が豊富なのもあって、さまざまなシチュエーションで優れた判断力や行動力を示しつつ、ユーモアいっぱいで、その場のムードを一気に明るくする。
間違いなく年下なんだけど、いつもすごいなーと感心し、尊敬するケイバーの一人。

Pangと知り合って、初めて知ったのだけど、香港人は中国本土の人とはまったく違う。
みんな基本的に英語が話せて、中国文化よりも西洋文化のほうに親しんでいる。
Pangも、イギリスに留学していたこともあり、英語が流暢なので、コミュニケーションがとりやすい。


Pangの先輩のシャオツォンは、生粋の重慶っ子なので、英語はそれほど得意でないけど、プロのケイバーとして国内外で活動していて、姐さん肌の頼れる存在。
無口なタイプだけど、洞窟の話になると、いつも興奮して熱弁をふるうので、シンパシーを感じている。


今回は、Pangとシャオツォンのほか、香港から顔なじみのメンバーが3人、重慶から2人の新顔メンバーが参加して総勢11名での広州洞窟探検隊となったのだ!

さてさて、中国で洞窟というと、貴州か重慶ですよね。え?しらん?
いや、そうなんですよ。貴州か重慶なんです。

でも、今回は広州。
広州は、中国でも最近、洞窟が見つかりはじめて、ちょっと注目のエリアらしい。

中国大陸の南の端っこ、香港の北側に位置する広州。
香港在住のPangたちは新幹線でやってきて、空港の近くでレンタカーを借り、移動手段とした。
シャオツォンたちは、重慶から車でやってきた。


日程は2018年11月30日(金)~12月2日(日)。
30日に広州の空港で集合し、12月1日と2日は洞窟に行き、2日の午後には解散、という駆け足の旅程。

私は帰国した3日(月)の朝、そのまま出勤という、社畜スケジュール。

私以外のJ.E.Tメンバーは、関西空港発着で、接続が良く、30日(金)の朝に出国の便だったが、私だけ名古屋発なので前日29日の朝から出国して、韓国で半日以上のトランジットの末にようやくたどり着いた。
こういうとき、地方に住むというのは、リスクが高い。

広州は気温14~15℃で少し暖かいと言われたけど、どうやらそれは洞窟の中の気温のことだったらしく、実際、到着すると、広州は南国だった。
昼間の気温は、20度以上だったと思う。

夜は少し肌寒いけれど、昼間はジャケット無しで大丈夫。
サボテンみたいな植物が道路沿いに生えていて、持参したダウンとかカイロとか、すっかり無駄だった。

予定では30日の昼すぎには、日本チームと中国チームが広州の白雲国際空港で集合して、目的地の陽川へ向かうはずだったのだが、それぞれのチームでいろんなトラブルが発生。

竪穴装備を忘れて取りに帰った人、
身分証を忘れて取りに帰った人、
勤務先の病院で患者が亡くなり、帰宅予定が遅くなった人、
広州に向かう途中で乗っていたタクシーが事故を起こした人....。

みんなの様々な事情で、予定どおりにスタートできなかったけど、
「まぁ、いっか」なムードで臨機応変に事が進んでいった。

全体の集合が遅れるので、香港チームのうち二人が、先発隊として先に洞窟のある陽川に向かって、洞窟のある場所をドローンで確認する任務を受けて出発した。

私たちは、街のレストランで食事しながら、のんびりと時間をつぶした。

全員集合できたのは夕方。
それからスーパーに寄って、洞窟内で食べる行動食を買ったりしてから、夜の20時近くにようやく高速道路に乗れた。
マイペースのPangも、さすがに焦ったようで、必死の様子で車をひたすら走らせた。
陽川のインターで降りたころは、夜22時。

みんな空腹だったので、先発隊の香港チームの二人の誘導で、インターの近くの鶏鍋屋さんで軽く乾杯&食事した。

広州は地鶏が名物。鶏鍋で乾杯~。水炊きみたいな感じ。うまい
苗洞窟のある村で作っているという地酒を味見した
放し飼いの地鶏は臭みがなくて美味

食事のあとは、高速インターから近いホテルへチェックイン。
いつものように農家でホームステイするのを期待していたけど、陽川はそれよりも都会なので、ホテルがあった。

宿泊したホテル。安い!キレイ!Wifiあり!
翌朝はホテルから車で20分くらいの村にある洞窟へ行くそうだ。
朝8時半にロビーで集合して、朝ご飯を食べに行こうと約束して、それぞれが部屋に分かれていった。

部屋に行ってからは、明日のケイビングの用意をしたり、シャワーを浴びたりして、ベッドに入ったのは深夜1時近かった。

長旅にはつきものの、長くてあわただしい一日だった。

つづく







2019年2月9日土曜日

ペーパーレス測量体験会

2月3日日曜にペーパーレス測量体験会を多賀町で行いました。
参加者は9名。
林業会館会議室の暖房が効かなかったので、急遽和室をセッティング。

第1部はペーパーレスの概要とトポドロイドの操作説明をして、天気が崩れない内に佐目風穴に移動し第2部のお試し測量。その後、林業会館へ戻り、DistoXとキャリブレーションの説明をしました。

みんな熱心にDistoXとAndroid端末を使って測量をしていましたし、関心も高いなあと感じました。

私たちがやってるペーパーレス測量はDistoを改造してやるので、測量計代も入れたら結構お金がかかるし、マニアックな作業もいるので、ハードル高いと思ってましたが、説明している内に、別に改造までしなくても、紙をAndroidアプリに置き換えるところから始めればいいんだよなあと気楽になりました。

参加者たちはスマホ世代でアプリやネットを難なく使いこなせるし、体験会をきっかけに色んな方法にチャレンジして、私たちに情報を教えて欲しいなあと期待です。
とりあえず、国内ではチーム内の3、4人間でしか通じなかったマニアックな話題を、色んな人に共有できたことが嬉しい!